H.Pをご覧の皆様へ
 このページは、当工房のオーナー兼職人である私自身が製作過程、お客様との対話の中で感じた事を職人の観点よりジュエリー、アクセサリーに関しての個人的な意見、感想をブログ風にご紹介させていただきますのでお気軽にご購読し楽しんでいただければと思います。
 又、当工房のオリジナル製品等、イベントのご紹介などもご紹介できればと思いますのでお楽しみ下さい。
 その他、お聞きになりたい事、ご意見などございましたらお気軽にお問い合わせいただければと思います。
 お問い合わせ、ご意見は直接当工房でも、メールのどちらでも構いませんのでお気軽にどうぞ。
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  2019.8.23
 今回ご紹介のお話は、左画像のK18金真珠入りのリングです。

 デザインは、お客様のご指定でしたので、まずはサンプル製作を行ってからご確認いただき、ご了承いただいてから実際に左画像にございますK18金にて製作いたしました。
 
 さて、今回何故このリングのお話かといいますと、当工房ではおおむね製作品は手作り製品が多いのですが、まさにこのリングが完全手作り製品にふさわしい製品なのでご紹介させていただきます。
 使用工具が、非常に少なくテーパー状の鉄芯棒、金槌、木槌、やすりが6本のみで完成です。

 当然、真珠を接着する為の突き刺しに使用する線も真珠が12oと非常に大きな真珠サイズでしたので突き刺し線も1.2oと通常よりも丈夫な線形状のものを使用していますので、当工房にて製作しリングに取り付けてあります。

 今回ご依頼いただいたこの製品は、非常にシンプルかつ実際にご装着した際にお客様の指に如何にフィットさせるかが非常に難しいリングです。
 製作過程及びデザインに対しての対応力が職人として問われる製品なのでご紹介させていただきました。
 たまには、職人であることを皆様にも知っていただこうかと思いまして。
 そして、お客様にご納品でご確認していただき装着感もすごくいいと言っていただけ、私もうれしい気持ちでした。
 時に、昔ながらの職人仕事は「はっと」自分が職人である事を思い出させてくれます。
 それでは、又、次回をお楽しみに。

2019.8/26
今回ご紹介させていただきますお話は、少々ボヤキになってしまいますが「製作費」、「修理費」についてです。
 私もお仕事を離れれば、一個人の消費者ですので何かを購入したり、車などを修理に出しますので少しでも安いほうが嬉しいものです。
 ですので、私自身も当工房へ製作、修理のご依頼いただきましたお客様には、完成した製品をご覧になった際お客様が喜びを感じていただける様に、私自身出来る限りのサービスをと努めております。

 ただ、実際にはジュエリー、アクセサリーの製作費、修理費というのは不透明ですので、一般の方々がお困りになられる事ですよね。
 当工房でも製作費、修理費の基本料金は設定しておりますが、実際に製品を確認するまでは正確なお見積り、修理代金の算出も出来ないのでお答えできないのが現状です。

 お答えできない原因としまして、例えばリングのサイズ修理では、リングに宝石が入っているか?又、その宝石の種類はどんな宝石なのか?
 リングの幅、厚みは?リングの形状はどのようになっているのか?
 などなど様々な要因によって、修理の難易度が異なりますので当然修理代金も様々となってしまいます。
 又、何よりも大変なのが金、プラチナなどの素材自体の価格の高騰ですね。
 1グラム当たりの価格が非常に高いので少量使用すると言っても思っているよりも価格が高くなってしまいます。

 当工房では、必ず出来る限り事細かにお客様にはご説明させていただいておりますが、せっかくのご依頼であってもご理解していただけない場合、納得していただけない場合はご依頼をお断りさせていただいております。
 ホームページをご覧になられて当工房へお越しになられるお客様のみではなく、当然、メーカー様のお仕事のご依頼であってもお断りさせていただいております。
 当工房の位置づけとして価格競争に加わり作業を行っている工房ではございません。
 職人が、お客様一人一人と向き合って製作、修理を取り掛かっており、お客様に納得していただくために努めていますのでなんでもいいから安くやって欲しいというご依頼はお断りさせていただいております。

 何はともあれ、お支払いを致しますのはお客様自身ですので、ご自身で判断なさらないとなりませんが、判断しかねますよね。
 そんな時は「ジュエリー、アクセサリーでお困りの事がございましたらお気軽にどうぞ」とホームページに記載されておりますので、修理、製作するか否かは関係なくお気軽にご相談いただければと思います。

 ここからは、少々余談的なお話です。
 ここ数年、明らかに製作費、修理代金も高くなっております。
 原因としては、材料費の高騰、金属類の高騰により消耗品の高騰、原油価格の高騰による研磨剤などの高騰などがございます。
 そして、最も大きな影響は人件費の高騰でしょうか。

 では当然、過去に製作費、修理代金が安かった理由もございます。
 私自身、各工房でのお仕事の取り合い、所謂「競争」は必要と思います。
 それが、技術の向上にも当然、繋がりますし。

 ただし、その結果、どの工房も職人さんを日本人ではなく、海外の賃金の安い労働力の方々を雇用し鎬を削ってきたので、その安い労働力を失われますと、日本人である我々が労働力となりますので当然、製作費、修理代金も高くなってしまうのですが、メーカーさん曰く「一度、安く行ってきた事を、高くしたらお客さんが離れて行くから工賃の見直しは一切受け付けないし、それで赤字になるのはうち(メーカーさん)には関係無い。」などとバッサリです。

 私自身はその回答に対しての答えが現状の価格競争の輪には入らないというスタンスを取ってきたのです。
 まぁ、今後も難しい問題ですし、おそらくなかなか解決しない問題ですね。

 当工房は、今迄通りお客様一人一人に寄り添って喜びを共有できるお仕事を努めて行きたいと思います。
 今後とも、よろしくお願い致します。


 それでは、又、次回をお楽しみにお待ちください。

2019.7/28 当工房からのお知らせです
 現在、ホワイトゴールドの価格が高騰しています。
 又、その他材料等の価格、消耗工具などの価格の高騰により修理価格、リフォーム価格など全体のお見積り価格もかなり高い表示となっておりまして、お問い合わせのお客様の方々に大変ご迷惑をお掛けしている状態となっておりますが当工房といたしましても出来る限りのサービスをご提供させていただきますが、現状においてかなり難しい状況となっておりますので、皆様のご理解の程ご了承ください。
 よろしくお願い致します。

2019.7/28
 今回ご紹介させていただく内容は「刻印」についてです。
 日本国内で製造されたジュエリー、アクセサリー製品には「刻印」が表記されています。
 では、この「刻印」とはどんな意味を持っているのでしょうか?
 実は当工房へお越しになられるお客様の大半の方々もあまり興味がないのが現実です。
 そして、当工房へ修理のご依頼などにお越しになられるお客様の製品におきましても無刻印製品がございます。
 しかし、日本国内において修理等を行う場合、この「刻印」表記は非常に重要な事なのです。

 ※刻印表記の内容について、一番重要なのは製品の土台として使用されている素材表記です。
 @ 「Pt900」…純プラチナを90%含有しているプラチナ合金である。
 A 「K18」あるいは「750」…純金を75%含有している金合金である。
 B 「925」…銀製品で、純銀を92.5%含有している銀合金である。
 上記の刻印表記をもとに修理の際、同素材を用いて修理を行うための判断をいたします。

 その為、この素材表記の刻印が無い場合、お客様より修理のご依頼をいただきましても素材が不明なので修理をお引き受け出来ないという事になります。

 ご購入の際には、必ずお店の方に素材確認「刻印表記」が製品に記されていることをご確認してください。

 特にご注意していただきたいのは、海外でジュエリー、アクセサリーをご購入される場合です。
 海外のジュエリー、アクセサリー製品は、ほとんどの製品にこの「刻印表記」がありません。
 皆さんも不思議におもわれますよね。
 海外の方がジュエリー、アクセサリーの歴史、文化が日本とは比べられない程長いのに何故?

 これは、海外においてのジュエリー、アクセサリーに対しての概念の違いです。

 日本ではジュエリー、アクセサリーというものの、やはり概念では工業製品的な取り扱いをされているのが現状です。
 つまり、PL法などの各商法が適応されるため、どうしても修理可能な製品の製作を前提として製造されます。

 しかし、海外においてジュエリー、アクセサリーは芸術品的な要素が強く根付いており、デザイン性重視で製作されますので、修理可能である必要性自体が必要でないからです。
 又、海外の方々は、土台に使用します素材はあまり重要視しておらず、宝石、つまりダイアモンドかサファイアなのかルビーなのかという石に対しての想いの方を大切にジュエリー、アクセサリーをご購入されることも影響しています。

 その様な事由で、海外にてご購入されたジュエリー、アクセサリーは無刻印製品が多いので修理をご依頼されてもお断りされたりなどのご経験は皆様もございませんか?

 今後、ジュエリー、アクセサリーをご購入される場合はこの「刻印」も少し気にされてはいかがでしょうか。

 ※上記は素材表記の刻印についてでしたが、もう一つ「石目」刻印がございます。
 この「石目刻印」は、例えばジュエリー、アクセサリーにダイアモンドを使用している場合、使用されているダイアモンドの重さ「○○カラット」を証明する刻印となります。
 この「石目刻印」は石としての価値が高いものは必ずといっていい程、表記されています。
 ダイアモンド、サファイア、ルビー、エメラルドなどはおおむね刻印表記されております。
 この「石目刻印」の表記もジュエリー、アクセサリーをご購入される場合、お店では必ず確認していただいて、是非、気にしていただければと思います。

 折角、ご購入されたジュエリー、アクセサリーにもしもの場合、修理不可能であったり、素材すら不明などという残念な事が少しでも無くなる事を私もねがっています。

 それでは、次回をお楽しみに。


2019.7/8
 本日ご紹介させていただきます題材は「真珠」です。
 まもなく夏がやってきますね。真珠を使用したネックレスはこの季節を彩る代表的な宝石の一つですね。
 当工房においても、年間何点もの真珠ネックレスの糸替えなどの修理のご依頼がございます。
 ところが、お客様がご持参される真珠の約6割が本物ではなく残念ながらイミテーションなのです。
 私自身、鑑定、鑑別士ではございませんが、この業界に長年携わらせていただいたおかげで見る目は養われ、本物かイミテーションであるか概ねですが判断出来るようになりましたが、私が判断出来る程の真珠をエンドユーザー様の方々がご購入されている事実。とても残念でなりません。悲しい事です。
 では、実際にご購入の際イミテーションか本物かどうか判断出来るかと当工房へお越しになられるお客様に尋ねられますと私自身も答えに困ってしまうのも事実です。
 ですので、ご購入希望の真珠の大きさの一緒の製品を各店舗でご覧になられ、一店舗のみが多店舗よりあまりに価格が低ければ少しご注意したほうがという程度ですがアドバイスさせていただいております。
 又、各店舗にて価格設定の理由を尋ねるのもいいと思います。
 例えばですが、大きさ(何ミリか)傷の多い少ないなどで価格はばらつきますので判断材料の一つになるかと思いますのでご参考にしていただければと思います。

 ※真珠を選ぶ際のポイント
 「花玉」と呼ばれる「無傷」とされる真珠は非常に高価ですよね。
 つまり、「傷」がある真珠は当然価格が下がるという事ですね。
 そこで、当工房へお越しのお客様へお勧めしているのは、多少傷が付いていても真珠が持っている「照り」と呼ばれる輝きの強いを持っている真珠であれば価格が少しでも抑える事が可能なのでお勧めしております。
 ただし、この「照り」は偶然の産物ですのでめぐり逢える事をお祈りしましょう。

 当工房の場合、ご購入希望のお客様に上記の事をお伝えし、ご予算を立てていただき、その後予算に合わせて何点か真珠をご用意させていただき「大きさ」を重視されるのか、「色(ピンク系、クリーム色系)」を重視されるのかをお客様にチョイスしていただく事がスタンダードになっています。

 第一回のご紹介させていただきました「真珠」いかがでしたでしょうか?
 記事の更新は月一回はしたいと思っております。
 又、ご意見など伺っておりますのでお気軽にどうぞ。ただし、やむを得ずお答えできない事もございますのでご理解の程ご了承ください。
 それでは、次回をお楽しみに。
 

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